先日、稲津秀樹 公式サイトの個人面談ページから、個人面談の依頼があり、Skypeで熊本県在住のある女性と面談をしました。
その女性の相談内容は、
「子どもが不登校なので、子どものためと思って色々なことをしているんですが、やればやるほど子どもがわがままになり、手に負えなくなっているんです。今のままでは私は子どもの操り人形です。どうしたら良いでしょうか?」
というものでした。
今回はたまたま不登校の相談でしたが、相手のことを気遣って、低姿勢でやればやるほど、相手のわがままが増長していくことを経験したことはありませんか?
「こんなに相手のことを思っているのに…」
「こんなに尽くしているのに…」
「こんなにしてあげているのに…」
あなたは相手のことを真剣に考えて気遣っているのに、相手は無理難題を押し付けてくる。
このようなことは、今回の不登校の相談だけではなく、職場や友人関係、夫婦間でも普通に起きることなのです。
では何故、相手はわがままを増長してくるのでしょうか。
それは、あなたが低姿勢で相手と接しすぎたことが原因なのです。
あなたが低姿勢で相手と接しすぎると、最初のうちは「ありがとう!」と相手は思うかもしれませんが、ずっと低姿勢を続けていくことで、相手にとってそれが当たり前となっていきます。
そして相手は、あなたにはわがままを言っても良いと認識し始めるわけです。
その時点で、あなたは「低姿勢すぎたかな?」と、相手への対応を普通に戻したとしても、相手はすでにあなたが低姿勢なのが当たり前と思っていますので、相手はあなたの対応を不当なものと感じてしまいます。
そして相手はあなたを非難するようになるのです。相手のことを気遣ったのに、あなたはいつの間にか『加害者』扱いをされてしまうのです。
ですから、必要以上に低姿勢で相手と接さないことが大切なのです。
相手のことを気遣ったり、相手のために行動することは、とても良いことなのですが、低姿勢でする必要はないのです。
幸せな自由人無料メールセミナーでもお伝えしていますが、健全な人間関係を築くには、
『自分を大切にするのと同じ程度、相手を大切にする』
これが大切です。
決して、自分より相手を大切にするのではありません。
そして、相手より自分を大切にするのではありません。
自分と同じ程度、相手を大切にするのです。
簡単に言うと、傲慢すぎても謙虚すぎてもいけないということですね。
今回、Skypeで個人面談をしたお母さんは、愛情深く、子どものために全力で頑張っていました。それはとても素晴らしいことです。
ただ『やり方』を間違えてしまっただけなのです。
正しい結果を出すには、正しいことをするのはもちろん、正しいやり方をしなければいけません。
多くの人は正しいことをしていますが、やり方を間違えています。これでは良い結果が出ないのですね。
これは不登校に限らず、職場や友人関係、夫婦間でも起こることなので、
「こんなに相手のことを思っているのに…」
「こんなに尽くしているのに…」
「こんなにしてあげているのに…」
と思うことが多い人は、低姿勢で接しすぎないということを覚えておいてくださいね。
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