各年代で何をするべきなのか？

【２０代になるまでにやること】

未成年のうちに大切なのは、『学習』です。

学校で習う方程式などは、社会に出ても役に立たないことが多くありますが、学校で頭を使うことで、２０代からの仕事で頭を使うクセを身につけることができるのです。

例えば体育の授業で鉄棒をしても、社会では鉄棒をする機会はないですよね。だから鉄棒は無駄かというとそうではないのです。

鉄棒で逆上がりをできるまで練習することで、『諦めずにやればできる！』ということを鉄棒で学ぶことができるのです。これが２０代からの仕事に役立つわけですね。

ですから未成年のうちは、しっかりと『学習』をしましょう。もちろん学習は学校だけでやるものではありませんので、お子さんが不登校だとしても、自宅で学習することは可能です。

【２０代でやること】

２０代になったら、『一目置かれるトップ社員』を目指しましょう。
どこの会社にも色々な社員がいますね。その中で一目置かれるトップ社員を目指すのが、この２０代なのです。

社会に出たばかりの２０代は、いくら学生時代に成績が良くても、スポーツができても、まったく関係ありません。社会に出たばかりの人の多くは、まだ才能が開花されていないものなのです。

ですから社会に出たら、その会社の中で一目置かれるトップ社員になりましょう。ここでは才能は関係ありません。必要なのは『仕事を楽しむ力』と『自分が出せる最大限の努力』だけなのです。

【３０代でやること】

３０代になったら、『自分ブランド』を確立しよう。

２０代で一目置かれるトップ社員になったあなたは、３０代では『自分ブランド』を確立しましょう。

これからの時代は、個人の時代に変化していきます。会社のブランド力で仕事をするのではなく、自分ブランドで仕事をしていく時代になってきたのです。

一番良いのは、『起業』することなのですが、今の時代は多様な働き方ができるようになりましたので、必ずしも会社を辞めて起業をしなければいけないということはありません。会社に所属しながら『自分ブランド』を確立していくこともできますし、副業で『自分ブランド』を確立しても良いのです。

『自分ブランド』を確立すれば、たとえ所属する会社が倒産しても、あなたは困ることはありません。

【４０代でやること】

４０代は、『あなたが本当にやりたい事を見つける時期』です。

あなたは今まで４０年間生きてきました。いろいろな葛藤もあったでしょうし、誘惑もあったでしょう。もちろん失敗もしてきましたね。

その経験の中で、あなたが本当にやりたい事を見つける時期が、４０代なのです。

本当にやりたい事は、すぐには見つからないかもしれません。そんな時はこんな質問を自分にしてください。

「少子化なのでおそらく年金はもらえないだろう。もし年金がもらえるにしても８０歳くらいからになりそうだ。その場合、あと４０年間働くわけだけど、今の生活であと４０年働きたいと本当に思っている？ それで本当に満足できる？」

この質問を自分にすると、自ずと答えは出てくるはずです。

もし今のままでは嫌だなと感じるのであれば、今している事はあなたの本当のやりたい事ではないのかもしれません。

【５０代以降でやること】

ようやく５０代になりました。おめでとうございます。

今から人生の本番です。準備できていますね。では、

『位置について。よ〜い。ドン！！』