あるがままに見る

稲津秀樹です。

私が発行する『幸せな自由人無料メールセミナー』の第１４４回で、八正道の『正見』を取り上げました。

八正道というのは仏教の教えで、『正見』『正思』『正語』『正業』『正命』『正精進』『正念』『正定』の８つからなる教えですね。

その中でも『正見』を配信した、第１４４回の反響が大きすぎて、私自身もビックリしました。

そしてINAZUオフィスへのお問い合わせでも、

「八正道の正見について、もう少し深く学びたい」

という人が多かったので、明日（１０月７日）の２１時から開催する『幸せな自由人無料WEB勉強会』で『正見』を取り上げることにします。

ただ明日の勉強会は、話す内容が６つもありますので、正見だけにあまり時間を割けないんですね。

ですので明日、正見の話は、たったの２０分で話す予定です。

本当なら、正見だけでも２時間はほしいところ。

でも与えられた時間は、たったの２０分…。

ということで、たった２０分でも理解できるように、皆さんに予習をしてもらおうと思います。それが本日の『幸せな自由人ブログ』です。

明日、『幸せな自由人無料WEB勉強会』に参加される方は、予習しておいてくださいね。

ではいきましょう！

まず八正道の教え正見とは、文字通り『正しく見る』ということです。

そのまんま…ですね…（笑）

でもね、この正しく見るということが出来ている人は、ほとんどいません！

この正しく見るというのは、『あるがままに見る』ということです。

私たちは普段、顔に付いている目という感覚器官で、いろいろな物や現象を認識しますよね。

食卓の上に納豆があれば、私の目で見ても、あなたの目で見ても、「食卓の上に納豆がある！」という認識をしますよね？

まさか…「食卓の上にプリンがある！」とはならないですよね（笑）

もしそういう人がいたら、良い眼科を紹介してあげてくださいね！

普通は、私の目で見る納豆も、あなたの目で見る納豆も同じです。

でも私たちは、目の前に納豆があるという事実を、『あるがまま』に見ることはできないのです。

どういう事かというと、人は自分自身が過去に経験した出来事や、誰かに教えられてきた知識を元に、自分なりの『意味付け』をして見てしまうわけですね。

わかりますか？

例えば、私は納豆が大好物なのですが、私以外の家族は納豆が苦手です。
ですので稲津家では、私が納豆を食べるのは、食卓ではなく書斎です。

書斎で執筆をしながら、ひとり寂しく納豆をすするわけです…。

可哀想ですよね。自分でもそう思います。でも！！
稲津家では妻が主導権を握っているのです………。

話が逸れましたね。

私が何を言いたかったのかというと、同じ納豆を見ても、人によって捉え方が変わるということです。これを『観念』というんですね。

では、なぜ捉え方が人によって変わるのでしょう？

例えば、海で溺れた経験がある人は、海で泳ぐことに恐怖があるかもしれません。でも海で溺れた経験がなければ、海で泳ぐことはとても楽しいことですよね。

このように、同じことでも過去の経験によって、捉え方が変わるわけですね。

これを仏教では、正しく見ていないという事になるのです。

つまり過去の経験というフィルターを通さずに、物事に何も意味付けをせずに、あるがままに見ることが、正見なのです。

というジャッジは、どんな基準でしていると思いますか？

もう分かりますね。
過去の経験や、誰かに教えてられたことを基準として判断しているのです。

つまり観念というフィルターを通して見ているので、『あるがまま』に見ていないわけですね。

あなたが身に付けている観念を手放して、あるがままに物事を見ることができれば、人間関係で悩むことはなく、ビジネスでも成功する可能性が格段に高くなります。

ですので『人間関係・お金・時間・場所・健康』の５つから自由になり、『幸せな自由人』になりたい方は、正見はできるようになっておきましょうね。

では明日の『幸せな自由人無料WEB勉強会』では、『正見』についてもう少し詳しくお話しします。

では明日、２１時にお会いしましょう！