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名誉僧侶の稲津 秀樹(いなづ ひでき)です。
仏教の教えである『八正道』では、嘘をついてはならないという戒律があります。
そして仏教では、方便というものもあります。
この嘘と方便の違いを、本日の『幸せな自由人Blog』でお伝えしていきたいと思います。
一般的に嘘というのは、事実と異なる言葉のことです。
自分の利益のために…自分を守るために…相手を騙す言葉が嘘なのです。
そして仏教でいう方便とは、真実を伝えるために相手の状況に合わせた言葉のことです。
例えば…
3歳の息子が、雷が鳴っているのに庭で遊んでいたとしたら、あなたはどうするでしょう?
おそらく危ないから家に入りなさいと言うのではないでしょうか。
親からすれば、雷が子どもに落ちる危険性があるのであれば、子どもを守るために注意するのは当然のことです。
しかし3歳の子どもには雷の危険が分かりません。
そして3歳の子どもに雷の危険性を伝えても、なかなか伝わらないものです。
そんな時に…
「雷が鳴っている時に外で遊んでいると、鬼(カミナリ様)がやってきておへそを取って行ってしまうよ」
と言って、子どもを家に入れることが昔はよくありました。
私も祖母にこれを言われると、すぐに家に入ったものです。
このような事例を、仏教では方便というのです。
方便とは、真実を伝えるために相手の状況に合わせた言葉のことです。
3歳の子どもという相手の状況に合わせて、相手が危険な行為をしないように伝える言葉。
これが方便なのですね。
つまり方便は、『相手への愛が元にある』のです。
反対に嘘は、自分の利益のため…自分を守るため…ですので、愛の方向性が相手ではなく自分になるのですね。
愛の方向性が、相手へ向かっているのが方便であり、自分へ向かっているのが嘘なのです。
この違いを知っておくことで、方便なのか?嘘なのか?が分かるようになるのです。
あなたのその言葉の愛の方向性は、どちらに向いていますか?
もう少し深く理解したい方は、『嘘と方便』の違いについてYouTubeに動画を公開していますので、下記よりご覧になってみてくださいね。
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